【徹底比較】M5 iPad Pro 13インチは買うべきか?M4モデルからの進化点と、今あえて狙うべき層

タブレット

前作で「歴代最薄・有機EL搭載」という特大アップデートを果たし、世界中を驚かせたiPad Pro。そして今回、その完成されたボディはそのままに、頭脳を最新の「M5チップ」へとアップデートした新型iPad Proが登場しました。

「前回のM4モデルですらオーバースペックと言われていたのに、M5になって何が変わったの?」「今から買うなら型落ちのM4を探すべき?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、今回のM5 iPad Proは**「M4ユーザーが慌てて買い替える必要はないが、M1やM2モデルを使っている人にとっては、最強のAI性能と使い勝手が手に入る『真の完成形』」**です。 この記事では、最新のM5 iPad Proのスペックを前モデル(M4)と徹底比較し、追加された新機能と、今あえて最新モデルを買うべき人の基準をわかりやすく解説します。

圧倒的な進化ポイント(メリット)

  • AI処理に特化したM5チップ: iPadOS 26の高度なオンデバイスAI機能が、まったく遅延なく爆速で動く。
  • ベースメモリ(RAM)の底上げ: 最小構成(256GB)でもメモリが8GBから「12GB」に増量。複数アプリの同時起動がより快適に。
  • 待望の高速充電に対応: 40W以上の充電器を使えば、わずか約30分で50%まで急速充電が可能に。
  • 通信速度の進化: 最新規格のWi-Fi 7とBluetooth 6.0に対応し、プロのワイヤレス作業環境が完成。

気になる注意ポイント(デメリット)

  • 外観やディスプレイはM4と全く同じ: 5.1mmの驚異的な薄さや有機EL(Tandem OLED)の美しさは、前モデルから変化なし。
  • 価格の壁: 依然として20万円を軽く超えるスタート価格。Magic Keyboard等を含めるとPC並みの出費に。

【スペック比較】M5モデルとM4モデルの違い

実際にどれくらい進化しているのか、主要なスペックを表で比較してみましょう。

比較項目M5 iPad Pro(13インチ)M4 iPad Pro(13インチ)
ディスプレイUltra Ratina XDR(有機EL)Ultra Ratina XDR(有機EL)
チップM5チップM4チップ
ベースメモリ12GB8GB
通信規格Wi-Fi7/BT6.0Wi-Fi6E/BT5.3
厚さ5.1mm5.1mm
重量579g579g
急速充電対応非対応
対応公式ペンシルApple Pencil Pro/USB-CApple Pencil Pro/USB-C

M5 iPad Proを選ぶべき「3つの理由」

 外観が同じなら安いM4モデルを買えばいいのでは?と思うかもしれませんが、M5モデルには価格差を埋めるだけの「見えない進化」がしっかり詰まっています。

1. iPadOSの「AI機能」をフル活用するための12GBメモリ

個人的に最も大きな進化だと感じているのが、最小ストレージモデルでもメモリ(RAM)が12GBに底上げされた点です。

最新のiPadOS 26では、文章の自動生成や、画像編集アプリでの高度なAI処理(不要な被写体の除去や自動補正など)がシステムレベルで組み込まれています。これらの処理をクラウドではなく「端末内(オンデバイス)」でサクサクこなすためには、M5チップの処理能力と12GBのメモリが圧倒的な威力を発揮します。

2. プロの現場で活きる「Wi-Fi 7」と「高速充電」

大容量の動画データや大量のRAW写真をクラウドにアップロードする際、最新規格である「Wi-Fi 7」の恩恵は計り知れません。

さらに、今回から新たに対応した「高速充電(30分で50%)」は、移動の多いクリエイターにとってまさに救世主。「カフェでの30分の休憩中に、午後の作業に必要なバッテリーが復活する」という安心感は、一度味わうと戻れません。

3. 完成された「5.1mmの薄さ」と「2層の有機EL」

M4モデルからの据え置きとはいえ、この2点は依然として他のタブレットを寄せ付けない圧倒的な強みです。 13インチという大画面でありながら厚さはわずか5.1mm。そして、有機ELパネルを2枚重ねる(Tandem OLED)ことで実現した、深みのある黒と刺さるようなハイライトの美しさ。映画鑑賞から写真編集まで、すべての視覚体験が極上です。

注意:「Apple Pencil Pro」は必須の相棒

M4モデルから引き続き、M5 iPad Proでも従来のApple Pencil(第2世代)は使用できません。

もしあなたがM2以前のiPad Proから乗り換える場合、ペンの軸を指でつまんで操作する「スクイーズ」機能などを備えた「Apple Pencil Pro」をセットで購入する必要があります。本体価格に加えてペンの予算(約2万円強)も忘れずに確保しておきましょう。

M5 iPad Proを買うべき人(M1・M2ユーザーは歓喜の乗り換え推奨)

  • 最新のAI機能を、遅延なく快適に使い倒したい人
  • 動画編集やイラスト制作を本職、または本格的な趣味としているクリエイター
  • 最高峰の有機ELディスプレイで映画やゲームを極限まで楽しみたい人
  • バッテリー切れの恐怖から解放される「高速充電」に魅力を感じる人

M5 iPad Proを見送るべき人(M4ユーザーやAirで十分な人)

  • すでにM4 iPad Proを持っている人(※よほどAI性能や通信速度に不満がない限り、買い替えは不要です)
  • 用途がYouTube鑑賞、Web検索、SNS、読書メインの人


「M4で完成されたボディ」に「数年先まで戦えるM5の頭脳と通信環境」を手に入れた今回のiPad Pro。価格の壁さえ越えられれば、今後5年はあなたのメイン機として大活躍してくれる最高の投資になるはずです。

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